薬剤師の求人【ファーマクリエイト】HOME > シリーズ 薬剤師の現場
もともと母親が調剤薬局で働く薬剤師だったので、小さな頃から薬草や漢方薬が身近にあり、季節ごとにドクダミや枇杷の葉などの薬草を煎じて飲むということが家で根付いていました。
又、社会の中で女性が働き易いという点で母親の勧めでもありました。
私たちは、その方の体質・体のバランス・気血水の流れをみながら、その人に合った漢方薬をだして、改善に導くという指導を行なっています。
病気になってからはドクターに頼ればよいと思うのですが、その前に、病気にならないように、元気を補ったり・流れを整えたり、自分の体をケアするのが大事ですね。
薬剤師が本来やるべきことは、病気になる前までのパーソナルケア・セルフメディケーションのサポートなので、薬剤師が漢方薬を知る、というのもひとつの手ではないかと思います。
漢方薬以外の指導も行います。例えば・・・冷えの症状を持つ方だったのですが、普段の食生活を確認すると、野菜は沢山食べているとのことでした。
そこでどんな野菜をとっているのかを伺うと、コンビニのサラダでレタス・きゅうり・トマトとすべて体を冷やす食べ物ばかり。
そこで、体を冷やす野菜を食べるのをやめてもらうよう指導したところ冷えが治った、ということがありました。
夏場ならともかく冬場であれば体を温める人参・かぼちゃ・ほうれん草といった温野菜がいいですね。
【体調を考えながら寿司ネタを選ぼう】といったコラムを書く予定にしています。魚の種類によって、効能が全然違うので、そういう知識をみなさんに知ってもらえたら面白いかなと思います。
ドクターが診断して漢方をだしている場合、第3者である薬剤師はカルテを見るわけにはいかなので、意図はそのドクターに聞かないとわからない。・・・なので、処方された薬の意図を逆算しながら、服薬指導をしています。
患者さんの体格や話し方・症状の話を聞きながら推測はできますから。薬剤師として、ドクターからの処方の内容を理解しながら服薬ケアに努めています。
例えば・・・【瘀血(おけつ)】という漢方用語があり、血液循環が悪い体質を【おけつ体質】と言うのですが、普通に皆さんが【私おけつ体質だから、ポテトサラダにはターメリックを振って食べるの】と
いった具合に、ご自身の体質を把握し、尚且つ改善方法も知っていてセルフケアをしている。そうすることで生活習慣病がなくなっていく、という世の中にしたいですね。
今の日本人の医療のあり方や発想は人に頼るもの、という気がします。自分の体は自分が一番良くわかっているので、知識さえあれば自分で改善ができます。
今はその知識を発信する人がいないので、薬剤師がトータルのセルフメディケーションの知識をつけて患者さんに発信し、それを患者さん自身が選択して自分ができるセルフケアを日常生活の中で行なってもらう、というシステムになればと思います。
そうなんです(笑)。なので漢方だけの漢方相談薬局だけではなくトータル相談薬局として、漢方やハーブ・サプリ・食事・運動等の指導も行なう薬局を立ち上げ、それをビジネスにしていけたらと考えています。 逆にある程度のお金を頂戴することによって薬剤師としての地位も向上するはずですから。 又、医療の形をドクター・医療に従事した薬剤師・地域密着のセルフメディケーション提案薬局、と分かれてきてもおもしろいのではないかと思います。